ポルチーニ
シェフの料理教室(2018年10月)
イタリアの高級食材「ポルチーニ」は9月が旬で、フランスでの呼び名はセップ、日本ではヤマドリタケという名前で、夏頃に道の駅等で手に入れることが出来ます。ポルチーニは生(フレッシュ)は一般では手に入りにくいですが、ドライは輸入食品店やスーパーでなどで、冷凍は通販などでも手軽に買うことができます。フレッシュと冷凍は使い方が同じで、冷凍の場合は必ず水で冷凍のシモをさっと洗い流し自然解凍してください。ドライの場合はさっと洗ってから一晩水に戻してから使います。戻し汁も美味しい出汁になります。
茹でたじゃがいもにドライポルチーニを加え団子状にして焼いた温かい前菜です。
フンギ・トリフォラーティはポルチーニの炒め煮で、薄切りにしたポルチーニをソテーし、水分を加えとろっとした仕上がりにします。ソースとして肉や魚、またパスタソースなど幅広く使えます。今回は真鯛をオーブンで焼き、ポルチーニソースを添えて提供します。
ポルチーニの香りをそのまま丸ごと楽しむフライです。
マーレ・エ・モンテという、海と山のパスタです。生のトマトを加え、優しい味に仕上げます。
ドライポルチーニを薄切りにして加え、生クリームとパルメザンチーズで仕上げたリゾットです。ポルチーニの芳醇な香りと生クリームが良く合い、ワインもすすむリゾットです。今回は簡単にリゾットを作る方法として生の米ではなく、7分炊きした米を使い、ドロドロにならずにサラッと短時間で美味しく仕上げるやり方をご紹介します。
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