山をきちんと手入れすることが、牡蠣の養殖に大きな影響を与えることをご存知ですか？

牡蠣はプランクトンを食べて成長しますので、プランクトンの量とその良し悪しが牡蠣には大切になります。

プランクトンは海中の栄養分で成長し、海中の栄養分は海に流れ込む川の栄養分です。
川の栄養分は山の地下水から流れてくるものなので、山の落ち葉や地層などの養分がその元となります。牡蠣の成長にとって、山の養分がとても大切なので、山の手入れが大変重要となるわけです。

今の時期は、山から流れてくる水が増えて海のプランクトンなどが豊かになり、牡蠣はふっくらと旨味をましてきます。

自然の連鎖の中で大切に育まれた牡蠣を想像しながら、楽しく美味しく牡蠣を頂きたいですね。

そんな牡蠣を楽しむ料理「カキと白菜のレモン風味リゾット」を今月のオンライン講座で取り上げます。

講座の中では調理のポイント以外に、食材についても色々お伝えしていますので、新たな知識で身近なものをもっと身近に、大切に感じて頂けたらと思っています。

今月は、身もふっくらとなり旨味も十分のってきた今の時季の大粒なカキと、大寒も過ぎ甘味がたっぷりの白菜を使い、爽やかな柑橘の風味で仕上げる「カキと白菜のレモン風味リゾット」、そして冬に美味しくなる真ダコと、苦味が美味しい菜花をじゃがいもと共に黒オリーブの風味で煮込む「タコの柔らか煮と菜花のオリーブ風味温製サラダ」です。

旬の野菜をたっぷりと使い、2月に美味しい牡蠣の料理とタコの料理を、展開料理も含めレッスンします。

皆さまのご参加、お待ちしております！