カブの魅力

カブの魅力

寒くなるとグッと旨味が増してくるカブには、白に赤に紫、丸いもの細長いもの、いろいろな種類があります。

カブは大根に比べると、肉質が緻密で柔らかく、淡泊で優しい味わいが特徴。

優しい味と言うと、味としての存在感が薄いとも捉えられそうですが、それとはまったく逆で、カブは独特の香り、甘味を感じる苦味など、カブ自身の味わいの強い、美味しい野菜です。

そのため、生でも、漬けても、煮込んでも、どんな調理法でも、カブそのものの味がぐっと引き出され、カブの食感の変化や旨味の変化とともに、様々な異なった味わいが楽しめる野菜とも言えます。

カブと合わせる食材は、優しいカブの味と同系の食材か、逆にしっかりと引き立てる強い味の食材を合わせるのがオススメです。

魚でいえば、鱈や鯛などのさっぱりとした白身や、生クリームやチーズなどコクの強いの乳製品がとても良く合います。

今月のオンライン講座では、相性抜群のカブと真鱈が、なめらかなクリームソースと合わさったグラタンを取り上げます。

カブの甘味と鱈の旨味が渾然一体となった、寒い日にぴったりの熱々グラタンです。

1月のオンライン講座

今月のオンライン講座は、大根、カブ、寒ブリ、真鱈、冬の代表的なお魚と野菜を使った「寒ブリと大根の煮込み ドライトマト風味」と「カブ、じゃが芋、真鱈のクリーム煮グラタン」を取り上げます。

大根1本丸ごと使い、大きな大根が見栄えもいい「寒ブリと大根の煮込み ドライトマト風味」は、ブリも大根も、それぞれの味をすって旨味がたっぷり!
寒ブリは脂のノリがとても良く個性的な食材です。美味しく仕上げるための調理のポイントをレッスンします。

カブやじゃが芋は、クリームソースとの相性が抜群。そして鱈も魚のなかではクリームソースととてもなじみのよい魚です。
「カブ、じゃが芋、真鱈のクリーム煮グラタン」は、口の中でふんわりとろけ、優しい口当たりは絶品。お年寄りからお子さままで、みんなが大好きな冬のグラタンです。

この機会にぜひ伊崎シェフから直接習ってみてください。
皆様のご参加、お待ちしております!