ローマはカトリックの総本山。金曜日は聖なる日なので質素な食事の日です。それで、前日の木曜日は腹持ちのいいニョッキを食べようという習慣がつづいています。ちなみに、金曜日は塩鱈、土曜日がトリッパと続きます。

じゃがいも団子とか、じゃがいも入りすいとんといった例えもあり、腹持ちのいい料理のイメージがありますが、本来のこの料理の特徴は、口に入れたらフワリととろけるような、軽やかで優しい料理です。

そのためにも、調理のコツがいろいろと満載のニョッキですが、調理道具も大事です。それは「ポテトマッシャー」。

「ムーラン」を使うというのもありですが、ポテトマッシャーの方がより手軽にということで、使い勝手もよく収納もかさばらず、料理の効率もぐんとあがる必須アイテムです。

そんなトロケルようなニョッキの作り方やおすすめのポテトマッシャーとその使い方まで、ポイントポイントでの注意点とコツをたっぷりと説明しながら、今月のオンライン講座で紹介いたします。

ご家庭でも手軽に作れる、保存もきくニョッキを、皆さんも是非チャレンジしてみてください。

11月のオンライン講座では、「ジャガイモとニョッキのゴルゴンゾーラソース」をご紹介します。

ジャガイモの蒸し方からマッシャーの仕方、ニョッキの整形など、フワッととろけるニョッキのコツを伊崎シェフが調理映像とともに丁寧に解説します。後半の質疑応答では、さらに個別の質問にお答えしながら、料理の知識を深めることができます。ゴルゴンゾーラソースのニョッキは、一口食べるごとにもっと食べたくなるレシピ！皆さまのご参加、お待ちしております。