日本でいえば縄文時代の初期、7500年程前に西アジアで栽培されはじめた、イタリアをはじめ南アジアから中近東、地中海沿岸あたりでは、食生活に欠かせない栄養価の高い豆です。

いんげん豆などと違い、硬めの食感なので、ピューレ状にしたり半割りにしたりして料理することが多い豆です。
大豆とよく似ているので、味噌を作ったりもしますし、きな粉のようにひよこ豆も、粉にして揚げ物の衣にしたりと、豆をたべるだけではなく、様々な使い方ができる食材です。

スパイスやハーブとよく合う豆なので、味付けというより香りをどう付けるかというところが大事になります。

今月のオンラインでは、ひよこ豆自体の味わいを楽しめる「ひよこ豆、じゃがいも、カリフラワーのサラダ」と、相性抜群の組み合わせ「鱈とひよこ豆、セロリのローズマリー風味」をレッスンします。
ひよこ豆は水で一晩もどし、柔らかく茹でたものを、サラダと煮込み料理の2品に展開します。

◇ひよこ豆のイタリアン（2種）

「ひよこ豆とカリフラワー、じゃがいものサラダ 」

香ばしいパセリがアクセントになった、これから美味しいカリフラワーとじゃがいもと共に和える、白ワインによく合うサラダです。

豆自体に塩味をきちんとつけることと、他の食材やアンチョビとのあわせかたがポイントになります。

「鱈とひよこ豆の煮込み」

セロリ、鱈、ひよこ豆、それぞれが皆主役といってもいい、鱈やセロリの味わいをひよこ豆が吸い、ローズマリーの香りが全体を引き締めてくれる、ひよこ豆の料理を代表するような一皿です。

そのままパンにのせて、またはぜんぶを潰してピューレ状にして食べても美味しい、イタリアらしいひよこ豆料理です。

◇Zoom講座日時（全2回）
・10月31日(月) 20:00～【キャンセル待ち】
・11月01日(火) 21:00～

※各回とも最長40分間となります。
※2種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。

古代小麦といわれているように、一般的な小麦と違い品種改良がされていない、約7000年前から栽培されている小麦で、中世までは主食として食べられていました。

粒も大振りで栄養価も高く、味わいも豊かなスペルト小麦。
茹で時間も20分弱、主食としての穀物というより野菜や肉などの食材の一つとして、サラダやスープをはじめ様々な料理に加えることができます。

国産のものもあり、わりと手軽に買えるようになってきたので、家庭でもためしていただきたい食材です。

今月はイタリアでよく食べられている「サラダ」と、シェフのオリジナルの人気メニュー「根菜とスペルトの生トマト煮」をレッスンします。

皮が固いので、五分づきにしたものをパスタと同様に茹で、それを使い、２品の料理をつくります。

◇スペルト小麦（2種）

「スペルト小麦のサラダ」

刻んだピクルスとオリーブオイルで和えたりと、イタリアでも様々な作り方がありますが、今回はオリーブの実やケィパーで和えるイタリア料理らしいサラダです。

アンチョビのスパイシーさとチーズの旨味でスペルトの味わいがさらに深くなる、フォークが止まらないサラダです。

「根菜とスペルト小麦の生トマト煮」

これからどんどん美味しくなってくる根菜とスペルト小麦が、それぞれの味わいをお互いに吸いあって全体の味わいの一体感を作り上げてくれる、滋味深い一皿です。

一つの鍋で煮込んでいくので、手軽に美味しく作ることができます。

◇Zoom講座日時（全2回）
・10月31日(月) 21:00～【キャンセル待ち】
・11月01日(火) 20:00～

※各回とも最長40分間となります。
※2種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。