季節の魚介たっぷり

季節の魚介たっぷり

シェフの視点を学び上達する方法

イタリアの食事でピアットウニコという食べ方があります。
もともとは肉類を煮込み、煮込んだ肉をメイン料理として、そのソースをパスタとあえ、パスタ料理とともに一皿に盛り付けて食べる、簡易的ながらも豪華な一品です。

それをペスカトーレに当てはめてみたら、どうでしょうか?
魚介版、豪華なピアットウニコの出来上がりです!

メイン料理として具材を華やかにするために、魚介版ピアットウニコでは工夫が必要です。
大きなお魚を加え、海老や貝なども大きなものを使うこと。

例えば、海老は有頭を使い、ムール貝やホンビノス貝など、大きな具材を使って作ると、お魚のメイン料理として豪華な盛り付けになり、見た目も華やかで食べ応えも十分なものになります。そしてそのソースをパスタと和える。

パスタを茹でるお鍋は必要ですが、考え方としては一つの鍋でつくるもの。
一つの鍋で出来る料理というのは、台所の状況や時間など、いろいろな場面を考えても、とても便利な一品ですね。

9月のオンライン講座

今月のオンライン講座は、北イタリアと南イタリアの郷土料理から「大満足な一皿料理」をテーマに取り上げます。

一皿でも十分満足できる料理は、ボリュームがしっかりとあり、見た目も華やかで、ご家庭でも簡単に作れる、メインにもなる料理を取り上げました。

イタリア郷土料理として、南イタリアは皆さんがよくご存じのペスカトーレを取り上げ「メイン料理にもなるスパゲッティペスカトーレ」と、北イタリアの「豚フィレ肉のアオスタ風コトレッタ(カツレツ)」をレッスンします。

ぜひこの機会に伊崎シェフから直接習ってみてください!
皆様のご参加、お待ちしております。