一晩水で戻してから煮たりと、手間がかかりそうな乾物の豆ですが、時間はかかりますが調理はいたってシンプルで、手間はかかりません。
煮た豆があれば、さまざまな料理に展開できますので、栄養価の面でも実に素晴らしい常備菜です。

パック入りの豆などを使えばさらに手軽ですし、乾物の豆でも一晩戻すことなく、その場で柔らかく煮る方法もあります。

今月のオンライン講座では、一晩水に戻して煮た豆をつかい、パスタ料理と冷菜をレッスンします。

ちょっと億劫になりがちな豆料理ですが、豆を煮て複数の料理に展開することで、豆料理の幅が広げられます。
豆の煮汁も利用しますので、豆の旨味を丸ごと味わえる家庭料理にはもってこいのレシピです。

◇豆（金時豆）のイタリアン（2種）

「金時豆とパスタのスープ」

スープと名ずけてはいますが、飲むのではなく、食べるスープ。

「pasta e fagioli」という、イタリアの伝統料理です。

煮汁とともに金時豆をペースト状にしパスタを加えた、とても食べやすい豆料理です。

パスタはスパゲッティなどのロングパスタよりも、ショートパスタがよく合います。

「金時豆と魚介のサラダ」

豆は、魚介でもチーズでも肉類でも、さまざまな食材と合わせやすい食材です。

煮た金時豆と魚介に、セロリや玉ねぎを加え、レモンを効かせて和えたサラダです。

今回はホタテの貝柱をつかいましたが、イカやタコ、エビ、ツナでも美味しく作ることができます。

組み合わせる食材の味と金時豆の旨味が調和する、食べ飽きない豆料理です。

◇Zoom講座日時（全2回）
・9月27日(火) 20:00～
・9月28日(水) 21:00～

※各回とも最長40分間となります。
※2種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。

キビ、ヒエ、アワ、ムギ等々、雑穀にはさまざまな種類があります。

十穀米や十五穀米など、たくさんの雑穀が1つのパックになったものがスーパーなどで売られるようになり、米に混ぜて一度に炊いて食べることが多いですが、本来の雑穀はそれぞれに特徴があり、味わいも様々。

一つ一つの雑穀の特徴を知ったうえで、1種類ではなく、3～4種類の雑穀を自分で選んで組み合わせて調理することで、雑穀料理の基礎を身に着けることができます。

今月のオンライン講座では、数種類の雑穀を一緒に炊いたものをつかい、リゾットとサラダをレッスンします。
糠くささのない雑穀そのものの味を楽しめ、手間のかからない気軽につくることができる雑穀料理です。

◇雑穀（キビ、アワ、ムギ）のイタリアン（2種）

〇雑穀を炊く
数種類の雑穀をあらかじめ一度に炊いておき、リゾットとサラダに使います。

手間がかからず、糠臭さを出さない雑穀の炊き方をレッスンします。

「雑穀とピクルス、ナッツのサラダ」

穀物のサラダは、スープと共にイタリア家庭料理ではなくてはならないもの。

炊いた雑穀を使い、ビネガーとオイルで和える一般的なレシピを、ちょっと豪華な旨味もたっぷりなサラダにアレンジしました。

「雑穀のリゾット」

炊いた雑穀を使い、鍋一つで10分あまりでできてしまう、栄養も旨味もたっぷりなリゾットです。

ペルグラッツィアデルソーレで人気の伊崎シェフスペシャリテのリゾットで、雑穀のさっぱりとした旨味とプチプチとした食感でモリモリ食べることができる、雑穀ごはんとは一味もふた味も違う雑穀料理です。

◇Zoom講座日時（全2回）
・8月27日(火) 21:00～
・8月28日(水) 20:00～

※各回とも最長40分間となります。
※2種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。