8月伊崎シェフオンライン講座のお知らせ
8月 16, 2022 PER GRAZIA DEL SOLE シェフのオンライン講座
伊崎シェフ料理講座のお知らせ
8月のオンライン講座
伊崎シェフおすすめの今が美味しい旬の野菜を多方面から掘り下げる新しいシリーズ「伊崎シェフに習おう!旬の野菜たっぷりのイタリアン」を開催します。
講座ごとに1つの野菜を取り上げ、基本的な野菜の扱い方や、組み合わせの良い食材とその調理法などを中心に、野菜の特徴をしっかりと理解し、様々な料理への展開の仕方を習うことで、その野菜の美味しさを引き出す料理をレッスンします。
テーマ野菜を使って数種類の料理をレッスンしますので、ご家庭での野菜料理の幅も広げられる内容になっています。
YouTube動画で料理の作り方を中心にお伝えし、Zoomでは質疑応答や野菜にまつわるウンチクなども含めレクチャーします。
今月のテーマ野菜は、これから旬を迎える「ルーコラ」と「米なす」。
調理法だけでなく、美味しいルーコラや米なすの選び方など、プロならではの食材の選び方や、伊崎シェフの野菜に対する細やかな視点もじっくりと学べます。
ぜひ皆さまの食卓を、旬の野菜たっぷりのイタリアンで楽しんで頂けたらと思います。
旬の野菜たっぷりのイタリアン 「かぼちゃ」
夏の暑さがピークになるころ、カボチャの美味しさもピークを迎えます。
熟したカボチャは、ヘタが乾燥し硬くシワシワになり、皮もほのかに茶色見がかかり、果肉も黄色からオレンジ色になり、ホクホクとした甘味たっぷりの味わいになります。
一方、収穫したての未熟なカボチャも美味しいもので、果肉はみずみずしく、まだ青々として光沢のある皮は柔らかく、さっぱりとしたほのかな甘味を感じることが出来ます。
カボチャは切ってしまうと追熟しないので、スーパーや八百屋でカットしてあるカボチャを買うときは、熟し度合いをよく見て買いましょう。
カボチャを料理するときは、まず第一にカボチャの熟し度合いによって、甘みや食感(ホクホク感やねっとり感)をどの程度料理に活かすかがポイントになります。
そして第二は、甘いカボチャを料理として一皿食べきれるように、組み合わせる素材や味付けによって、最後まで飽きずに食べれる工夫を取り入れることです。
今回のオンライン講座では、完熟ちょっと前のカボチャを使い、暑い時期にもさっぱりとしたカボチャ料理として、酸味やクリーミーな味付けで、カボチャのホクホク感と甘味をいかしたサラダとパスタをレッスンします。
◇カボチャの料理(2種)
「かぼちゃとリコッタチーズのサラダ」
リコッタチーズの軽い脂肪分と少しザラッとした食感は、カボチャの甘みと柔らかな食感と相性抜群。
ラビオリやトルテローニなどパスタの詰め物にもよく使われる組み合わせです。
また、単調になりがちなカボチャ料理に、味のアクセントとしてハーブをくわえ、さらに美味しくまとまりのある味わいにします。
今回のハーブはバジリコですが、ミントやディルなどもよくあいます。
「かぼちゃ、ゴルゴンゾーラチーズのペンネ」
ゴルゴンゾーラの風味と塩味が、ペースト状にしたカボチャの甘いソースを引き立てるパスタです。
どちらかと言えば、パスタよりパスタソースが主役のような料理なので、あわせるパスタはスパゲッティなどのロングパスタよりも、ショートパスタや幅広のタリアテッレ、それも厚めに伸ばしたものなどがよく合います。
味もしっかりとした料理なので、パスタを食べ飽きることがないように、ソースにちょっと酸味をプラスするのがポイントです。
◇Zoom講座日時(全2回)
・8月29日(月) 20:00~
・8月30日(火) 21:00~
※各回とも最長40分間となります。
※2種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。
旬の野菜たっぷりのイタリアン 「ビーツ」
ビーツといえば、ロシア料理のボルシチを思い浮かべる方も多いと思いますが、原産は地中海沿岸。
ビーツはイタリアでも大変ポピュラーな野菜で、春から夏の収穫時期には、葉付きのビーツが市場にたくさん並べられ、深紅の色鮮やかなビーツが食卓を賑やかにしてくれます。
ビーツはじゃがいもと同様に、何ヵ月も保存がきくので、寝かせている間に熟成し、色も濃くなり旨味も増したビーツは格別な美味しさ。
一方、収穫して間もないビーツは皮も薄くみずみずしく、甘味もマイルドで、色も淡いので煮込んでも他の食材に色移りがせず、手軽に使うことができます。
今月のオンライン講座では、ビーツの味をいかした料理として、保存し熟成させたビーツと、収穫して間もないビーツをつかい、ニ種類のビーツの違いをレッスンします。
ビーツの土臭さが苦手だったり、色が鮮やか過ぎて抵抗があるという方でも、土臭さを出さない調理方法や、深紅一辺倒にならない色の活かし方など、伊崎シェフならではのビーツ料理をレッスンします。
ビーツは、鉄分が多く栄養満点の万能野菜。
一般的なスーパーの産直野菜コーナーでも良く見かけるようになり、手にいれやすくなりました。
他の野菜ではなかなか味わうことのできない、滋味あふれるビーツの味をご家庭でも手軽に楽しんで頂ければと思います。
◇ビーツの料理(サラダ2種、スープ1種)
「ローストビーツのカップレーゼ」と「ローストビーツのヨーグルトあえサラダ」
熟成したビーツそのものを味わうならば、まるごとのオーブンベイクが一番です。
オーブンベイクしたての熱々も美味しいですが、今回は冷まして1日おいたビーツを2種類のサラダで紹介します。
一つめは、カップレーゼと共にシンプルに。
色鮮やかなサラダは、モッツァレラのクリーミーな味わいが、少し酸味をつけた濃厚なビーツと抜群の相性です。
二つめは、ヨーグルトと和えるサラダ。
ビーツの色素でヨーグルトが鮮やかなピンクに染まる、彩りも美しいサラダです。
どちらのサラダも、ポイントは味の決め手となる酸味の組み合わせ方と、ビーツの色の扱い方です。
「ビーツのスープ」
収穫して間もないビーツをつかい、少量のオリーブオイルでいろいろな野菜とともにじっくりと炒め、ゆっくりと煮込んだスープです。
ビーツの特徴ある味が、他の野菜からでてくる甘味と混ざりあい、出汁を使わなくても旨味のあるスープが作れます。
夏の暑い時期は、冷たくひやしたビーツの野菜スープで食欲を増進し、夏バテ解消にも抜群です。
また、熱々にしたビーツのスープは、ビーツのホクホクとした味わいも楽しめ、冷製とはまた違う美味しさです。
たくさん作ると更に美味しいスープ料理ですので、常備菜としても活躍する、便利なスープです。
◇Zoom講座日時(全2回)
・8月29日(月) 21:00~
・8月30日(火) 20:00~
※各回とも最長40分間となります。
※3種類の料理を1回でレッスンします。
※ご都合の良い日時を選択ください。
※講座開始10日前頃にYoutube動画を配信いたします。
©2024 ペル グラッツィア デル ソーレ 伊崎シェフ オーガニックイタリアン