【シェフの1日レストラン】イタリアの伝統料理

伊崎シェフの1日レストラン（9月開催）のお知らせです。

豚のロースト

生の香草が豚肉の旨味と溶け合う、イタリア伝統料理

ポルケッタ(porchetta)は、ローマ近効の名物料理で、豚肉の皮付きのロースとバラの塊を使い、イタリアンパセリやローズマリーなどの生のハーブとにんにく、塩を一緒に練りこんで焼いた料理です。

塩と香草を揉みこみ、皮を外側にしてロール状に巻いた豚肉を1日ねかせ、そのあと8時間ぐらいかけてオーブンでじっくり焼きます。時間と手間がとてもかかる料理で、家庭で作るにはかなり難しい料理です。

とても手が込んだ料理ですが、食べ方はいたって庶民的。パニーニなどパンにはさんで食べる屋台料理で、とてもカジュアルな食べ方で、パンとの相性は抜群！

皮を巻いて焼くので、お肉はジューシーで柔らかく、肉汁たっぷり。この写真は、8月の料理教室でレッスンしたご家庭で作れるポルケッタです。皮は使っていませんが、1.5㎏ほどの入間ポークを使い、1時間ほど焼き上げたものです。

お肉料理の中でも、豪快さと美味しさで、作り手も食べ手もワクワクする料理の一つですね。

9月の1日レストランでお出しする予定ですので、この機会にぜひ召し上がってみてください。